今日は起きるのが遅くて朝のうちに日記を書く時間が取れなかった。
そのため、手元にあるメモを書き写すだけで今日の分はおしまいにしておく。
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書かれたものが大事なのではない。書くという行為によって心の中にある大事なものが少しずつその姿を現してくる。そうしてようやく拾い上げられるようになった言葉や概念をきちんと棚に収めておくことこそが肝要なのだ。
実際、切れ切れでちっとも長続きしないブログだけれど、それでもちゃんと自分にとって大事な言葉や概念が洗い出されてきていると感じられる。まるで寄せては引いていく小さな波が小石を洗い、選別するかのように、ぼくの心の中にある言葉や概念も長い時間をかけて少しずつ純化されていくのだろう。
畑。船。波に洗われる小石。さまざまなイマージュ。
イマージュという言葉は好きだ。イメージというと写真のように固定されて四角張った図像を思い浮かべるが、イマージュといわれると吹けば飛んでしまうような蜃気楼や幻めいたものに思えるからだ。イマージュの「ジュ」の部分はまるで幻のしっぽみたいだ。
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ぼくが人生の中で見つけたキレイな小石たち。それらを拾い集め、ラベルを貼り、キレイに整頓して箱に収めておきたい。それがぼくがエッセイを書きたがる理由のように思える。
今日はここまでにしよう。